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A型肝炎ワクチン Hepatitis A vaccine

A型肝炎 Hepatitis Aの予防に用いる。発展途上国に長期滞在するなら、最も優先度の高いワクチン。

なお、免疫グロブリンをA型肝炎の予防接種と呼ばれる方がいらっしゃいます。 たしかに、かつてA型肝炎の予防に免疫グロブリンを接種していました。しかし、以下の欠点があるので、現在では推奨できません。

以下、1994年に認可された不活化ワクチンの解説です。 →エイムゲン添付文書

Q.海外赴任しますが、A型肝炎の予防接種は必要ですか?

海外赴任者のための地域情報をご確認下さい。A型肝炎が推奨となっていれば、原則として、接種されるようおすすめします。
感染の可能性が高い
現地住民なら1年で約10%、旅行者で1年あたり4%程度の確率でA型肝炎に感染します。 飲食に注意することでリスクを下げることは可能ですが、日常の注意だけでは限界があります。
感染すると職務遂行が困難となる
A型肝炎は良性の疾患で、死ぬことはまずありません。 しかし、治るとはいえ、国内なら1〜2カ月入院となるほどの症状があらわれます。 この間、まともに仕事ができない状況はおこりえます。
集団発生する可能性がある
職場仲間の会食などで集団感染すると、業務に支障をきたします。 会社としては、少なくとも一定割合の職員には予防接種を受けさせるべきでしょう。
ただし海外渡航のための予防接種は任意接種です。赴任者各人が必要性を判断して下さい。

Q.A型肝炎の予防接種はどこで受けられますか?

検疫所のWebサイトに情報があります。
http://www.forth.go.jp/

Q.予防接種のスケジュールは?

3回注射を受ける必要があります(注.海外では2回接種でよいワクチンが販売されています)。

Q.A型肝炎ワクチンの効果は?

有効性の高い予防接種です。



Q.予防接種の副反応(予防接種によっておこる望ましくない症状)は?

経験的にあまり副作用が問題にならないワクチンだという印象があります。 ですが、資料によると発熱や局所の痛みがおこる場合があるといわれています。 これらは2〜3日で消失するとのことです。

Q.同伴させる子供にも予防接種を受けさせた方がいいですか?

国内では通常、子供に対して接種は行いません。その理由は、 海外では小児にも接種しています。必要かつ妥当と判断される状況なら、接種してもよいでしょう。

Q.高齢者は予防接種不要と聞いたのですが

1950年以前に生まれた世代は、過去に感染し、免疫をもっている人が多いと報告されています。

ですから、1950年以前に生まれた世代は予防接種の必要性が低いといえます。ただし、 といった点をご確認の上、ご判断下さい。

REFERENCE



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